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内因性の中性脂肪で控えるべきものとは [メタボ]

油ものを控えても、糖質からつくられる内因性の中性脂肪が高い場合には、

あまり効果はないということです。食事をご飯と焼魚とみそ汁といった、

油控えめなメニューにしても、内因性の中性脂肪は糖質であるご飯からつくられますから、

数値は下がりません。この場合、本当に控えなければならないのは、油(脂質)ではなくて糖質です。

外因性(脂質由来)と内因性(糖質由来)の中性脂肪の内、 どちらの中性脂肪が脂質性異常症の主な原因になっているかを知るには、 測定する時間を工夫すればいいです。

油っこい物を食べて1から2時間後に採血して中性脂肪を測定した時、

数値が空腹時の中性脂肪の値より2倍以上上がっていたら、

外因性の要素が強いと考えられます。

空腹時の測定で数値が高い場合には、内因性の中性脂肪が高い確率が、

大だといっていいでしょう。数値だけにとらわれず、それが食後に測ったものなのか、

空腹時に図ったものなのか、を見直してみることであります。

そのうえで、脂質を控えるべきかそれとも糖質を控えるべきか、

判断するのが正しい中性脂肪対策と言えます。
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