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小腸大腸を合わせた腸の中身と神経組織 [メタボ]

小腸、大腸を合わせた腸内には、脳と同じように、

神経系や内分泌系の組織が存在し、その数は他の体内臓器の中でも、

とくに多く、脳に次いで2番目に多いとされています。

それもまた、腸が第二の脳といわれるゆえんなのです。

腸は脳と同様に自律神経回路によって、

神経細胞と神経細胞の間に神経伝達物質を、

飛ばしながら情報を伝達しています。

腸内の多数の神経細胞は、神経の集合体として腸管にあります。

いっけん薄く見える腸管ですが、その内部はいくつかの筋層から構成されているため、

腸管内部だけでなくそれぞれの筋層間にも神経の集合体が存在します。

腸管はこれらの神経の集まりがリンクしながら活動しており、

この活動のネットワークが腸神経系、いわゆる第二の脳と呼ばれる正体です。

神経細胞同士は、それぞれが情報を伝え合うために神経伝達物質を飛ばします。

それはホルモンの一種であり、そのうち腸神経の神経伝達物質として、

重要な役割を担うのがセロトニンであります。
タグ:小腸大腸
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